江戸時代の面影を残す歴史的建造物!
旧名手宿本陣は、和歌山県紀の川市にある歴史的建造物で、国の重要文化財に指定されている主屋・米蔵・南倉の3棟と敷地全体が国の史跡に指定されています。江戸時代初期に大和街道の宿場町として栄えた名手宿にあり、参勤交代の大名などが宿泊した本陣として利用されていました。 主屋は享保3年(1718年)に建てられたもので、当時の建築様式や生活様式をよく伝えています。特に、玄関・式台、店の間・取次の間・台所、御殿(上段の間・次の間)などは必見です。また、米蔵と南倉は、寛永年間の棟札があることから、火災から焼け残った可能性も考えられています。 旧名手宿本陣は、華岡青洲夫人の加恵の実家としても知られており、華岡青洲の足跡をたどりながら歴史を感じることができます。青洲の里には、青洲の生家である春林軒や華岡青洲顕彰記念公園などがあり、青洲の生涯や業績について学ぶことができます。 旧名手宿本陣は、歴史と文化に触れることができる貴重な観光スポットです。江戸時代の宿場町の様子や、華岡青洲の生涯について学ぶことができるので、歴史に興味がある方はぜひ訪れてみてください。