田代の七ツ釜
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七つの滝つぼが織りなす、雄大な自然美!国の天然記念物に指定された景勝地です。
おすすめポイント
- 七つの滝つぼが織りなす、雄大な自然美
- 右岸の断面層と左岸の切り立った縦層という、珍しい景観
- 国の天然記念物および名勝に指定されている
- 全国初の擬岩による砂防ダム
- 七ツ釜伝説
概要
田代の七ツ釜は、新潟県十日町市の山奥に位置する、国の天然記念物および名勝に指定されている景勝地です。
苗場山系から流れ出る釜川の渓流に点在する七つの滝つぼは、雄大な自然美を感じさせ、その壮大さは訪れる人を圧倒します。
特に、1番滝から7番滝までの、それぞれの滝つぼが異なる表情を見せる様は圧巻です。
また、右岸が断面層、左岸が切り立った縦層という、学術的にも大変珍しい景観も見どころです。この地形は、かつて火山活動によって形成されたと考えられており、長い年月を経て現在の姿になったと言われています。
七ツ釜の周辺には、遊歩道が整備されており、渓流沿いを散策しながら、雄大な自然を満喫できます。
平成7年の土砂災害により1番滝が崩壊しましたが、全国初の擬岩による砂防ダムが完成し、崩壊前の滝に近い形で復元されました。この砂防ダムは、自然環境に配慮した設計となっており、景観を損なうことなく、安全性を確保しています。
七ツ釜には、昔、男が弁天様との約束を破り、二度目の投網を打ったため滝つぼの主である大蛇の怒りを買い命を失ったという伝説が残っています。この伝説は、七ツ釜の神秘性をさらに高めるものとなっています。
田代の七ツ釜は、自然の力強さを感じることができる、魅力的な観光スポットです。ぜひ一度、訪れてみてください。