春の息吹を感じられる、可憐なミズバショウの大群落!
マクンベツ湿原は、石狩川の最下流の蛇行部に広がる、約130ヘクタールの低層湿原です。 石狩川の豊かな水と、周囲の自然が織りなす、静かで美しい風景が広がっています。 春には、可憐なミズバショウが咲き乱れ、北海道内屈指の大群落を形成します。 白い花びらのように見える部分は、実は葉っぱで、その中心に黄色い仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる花を咲かせます。 ミズバショウの花言葉は「清純」「壮大」で、その姿はまさに、湿原の美しさを象徴しているかのようです。 湿原内には、ハンノキ林やヨシ群落など、さまざまな植物が生息し、野鳥たちのさえずりが響き渡ります。 石狩河口橋の堤防に沿って約1.5キロメートルの遊歩道が整備され、ミズバショウを間近に鑑賞することができます。 また、湿原の中を散策できる木道も整備されているので、ミズバショウをじっくりと観察することができます。 石狩川の流れや、遠くに見える山々の景色も望め、自然いっぱいの癒やしの空間が広がっています。 マクンベツ湿原は、都会の喧騒を離れて、ゆったりと自然と触れ合いたい人にぴったりの場所です。 ぜひ、春の息吹を感じに、訪れてみてください。