八窓庵(旧舎那院忘筌)
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歴史を感じられる、静かで美しい茶室。
おすすめポイント
- 江戸時代初期の建築様式
- 小堀遠州作
- 8つの窓
- 移築の歴史
- 静かで落ち着いた雰囲気
基本情報
- 住所
- 北海道札幌市中央区中島公園 日本庭園内 北海道の観光地を探す
- アクセス
- 中島公園駅徒歩すぐ ルートを表示
- 営業時間
- 9:00~17:00(日本庭園入園時間)
- 休業日
- 冬期(11月上旬~4月下旬)
- 料金
- 無料
- HP
概要
八窓庵は、茶道家であり、建築家としても名高い小堀遠州によって作られたとされる、貴重な茶室です。8つの窓を持つことから「八窓庵」と名付けられ、その美しい佇まいは多くの人を魅了してきました。
八窓庵は、当初は滋賀県長浜市の小室城内に建てられていました。その後、長浜八幡宮の俊蔵院に移転し、さらに川崎村(現在の長浜市川崎町)の円教寺に移り、長浜町(当時)の長尾慈海によって町内の舎那院へ移築されました。
その後、1919年に札幌の実業家・持田謹也が購入し、解体して北海道まで運搬。持田はさらに、当時の燈籠・庭石・器物などを蒐集し、1925年に現在の札幌市内中央区北4条西12丁目の自宅敷地内で往時の姿を再現しました。
1936年には国宝に指定され、その後、1950年に住宅とともに実業家・長沢栄一の所有となりました。長沢家では夫人の春子が永く保存に努めてきましたが、家族の留守中に一般公開できないことなどから、1971年に札幌市へ寄贈され、中島公園内へ移転しました。
八窓庵は、移転後も大切に保存され、現在では、多くの観光客が訪れる人気のスポットとなっています。静かで落ち着いた雰囲気の中、歴史と文化を感じることができる、おすすめの観光地です。