越中一千石地主の豪農屋敷が、そのまま残る邸宅。江戸時代の生活様式を垣間見ることができます。
富山県富山市にある豪農の館 内山邸は、富山藩時代に越中一千石地主と言われた古民家で、1868年に建設された。どっしりとした門構えが特徴で、瓦葺き切妻造りの木造一部二階建ての母屋、藩政時代の伝統的な豪農屋敷の構えと生活様式を残す農作業の小屋、茶室が3ヶ所、名石や庭木を配置した宏大な庭園など、当時の暮らしをそのまま体感できる貴重な場所である。 内山邸は、富山県民会館の分館として一般公開されており、お茶、お花等の文化的諸行事の開催の場としても使用されている。 館内には、美術品、民族資料などが展示され、当時の暮らしをしのばせる貴重な資料となっている。また、庭園は四季折々の美しい景色を楽しめるだけでなく、都会では味わえない静寂と広がりを感じることができる。 内山邸を訪れることで、富山藩時代の豪農の暮らしや文化に触れ、歴史と伝統を感じることができる。また、広大な庭園を散策することで、心身ともにリラックスできるだろう。