緑豊かな自然の中に、歴史と文化を感じられる、心安らぐ公園。
大磯城山公園は、神奈川県中郡大磯町にある、旧三井財閥の別荘跡地と旧吉田茂邸地区を整備した、神奈川県立の都市公園(風致公園)です。 かつて、この地には室町時代に「小磯城」と呼ばれる城があったといわれています。その後、明治時代に三井財閥が別荘を構え、昭和初期には日本の政治家・吉田茂が別荘を所有していました。 公園は、これらの歴史的な建造物を残しながら、自然と調和した美しい空間として整備されています。園内には、旧三井別邸跡地には茶室「城山庵」、大磯町郷土資料館、北蔵ギャラリー、展望台などがあり、旧吉田茂邸地区には、吉田茂銅像、旧吉田茂邸、日本庭園、七賢堂などがあります。 特に、展望台からは、雄大な富士山と青い相模湾を一望でき、雄大な自然と歴史を感じることができます。また、公園内には、桜や紅葉など、四季折々の美しい花々を楽しむことができます。 春には、桜が咲き乱れ、園内はピンク色に染まります。秋には、紅葉が美しく、燃えるような赤や黄色に彩られます。一年を通して、様々な表情を見せる大磯城山公園は、訪れるたびに新しい発見があります。 静かな遊歩道や、歴史的な建造物、雄大な自然など、様々な魅力が詰まった大磯城山公園は、心安らぐ時間を過ごすことができる、おすすめの観光スポットです。