平山郁夫美術館
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平山郁夫の生涯と芸術の源流に触れる美術館。瀬戸内の多島美を模した日本庭園を眺めながら、心安らぐ時間を過ごせる。
おすすめポイント
- シルクロードや仏教伝来を描いた壮大な日本画
- 瀬戸内海を模した中島健氏作の美しい日本庭園
- 幼少期の絵日記や若年期の写真など貴重な資料展示
- 庭園を眺めながら瀬戸田の柑橘を楽しめるティーラウンジ
- しまなみ海道五十三次の原画とロケ地を巡る体験
基本情報
- 住所
- 広島県尾道市瀬戸田町沢200-2 広島県の観光地を探す
- アクセス
- 【車】
本州より:西瀬戸自動車道・生口島北ICから約10分
四国より:西瀬戸自動車道・生口島南ICから約10分
【船】
瀬戸田港から徒歩10分
【バス】
しまなみライナー・瀬戸田BSから島内バス・島内東回り線乗車、「耕三寺」バス停下車、徒歩1分
おのみちバス・瀬戸田線乗車、「耕三寺」バス停下車、徒歩1分 ルートを表示
- 営業時間
- 9時00分~17時00分(入館は16時30分まで)
※ティーラウンジ(喫茶オアシス)、ミュージアムショップも同時間
- 休業日
- 原則無休
※展示替えなどのため、臨時休館、または一部展示室がご覧いただけないことがある。
- 料金
- 一般:1,000円
大学・高校生:500円
中学生以下:300円
- INFO
- ・Free Wi-Fi接続あり。
・希望すればスマホでイヤホンガイドのQRコードカードを受け取れる。
・ロッカーは100円必要だが、返却されるので実質無料で利用可能。
・展示作品は全て撮影可能。
・ティーラウンジは美術館を受付しなくても利用可能。専用入り口が美術館北側にある。
- HP
- https://hirayama-museum.or.jp/
概要
平山郁夫美術館は、広島県尾道市瀬戸田町、しまなみ海道のほぼ中央に位置する生口島に、1997年に開館した。日本を代表する日本画家・平山郁夫が生まれ育ったこの地で、彼の芸術の軌跡とその人間像を深く探ることができる。展示は、画家になるまでの資料や体験談、そして代表作である「しまなみ海道五十三次」やシルクロードの大作まで多岐にわたる。特に注目すべきは、彼が中学3年生の時に広島市内で原爆投下を体験し、その平和への祈りが作品の根底に流れている点だ。
建物の設計は今里隆氏、庭園は中島健氏が手掛け、和風平屋建ての落ち着いた佇まいだ。庭園は瀬戸内海の多島美を模しており、中央には生口島から見える瓢箪島をイメージした小山が配されている。館内には、作品鑑賞の余韻に浸れるティーラウンジ「オアシス」や、オリジナルグッズが揃うミュージアムショップも併設されている。特にティーラウンジでは、美しい日本庭園を眺めながら、瀬戸田特産の柑橘類を使ったメニューを楽しむことができる。美術館周辺には耕三寺や未来心の丘といった名所もあり、一日を通してゆったりと過ごせる魅力的なエリアだ。作品の多くが撮影可能な点も、来館者にとって嬉しいポイントだ。