ピカソやマティス、クリムトなど、世界的に有名な巨匠たちの作品を間近で見ることができる、名古屋を代表する美術館です。
愛知県美術館は、1955年(昭和30年)に開館した愛知県文化会館美術館を前身とする。1992年(平成4年)には愛知芸術文化センター内に移転し、現在の姿になった。館内は、企画展とコレクション展であわせて8つの展示室を有する。展示室はそれぞれに広さや天井高が異なり、巨大な絵画や映像作品、インスタレーションなど、多様な形態の作品展示に対応できる。 愛知県美術館では、西洋画、日本画、彫刻、工芸、現代美術など、幅広いジャンルの作品を展示している。特に、20世紀美術のコレクションは充実しており、ピカソ、マティス、クリムト、シャガールといった、世界的に有名な巨匠たちの作品を数多く所蔵している。また、日本の近代洋画では、梅原龍三郎、安井曾太郎、横山大観、菱田春草といった、日本を代表する画家たちの作品も展示されている。 近年では、現代美術にも力を入れており、国内外の現代美術家の作品を積極的に紹介している。現代美術の動向をいち早く知るには、愛知県美術館を訪れるのが最適だ。 愛知県美術館は、名古屋の街の真ん中にあるオアシス21の隣りに位置しており、アクセスも良好。美術館を訪れた後は、オアシス21の美しい噴水や緑豊かな庭園でゆっくりと過ごすのも良いだろう。