福島市街を一望できる信夫山のふもとに位置する美術館で、緑豊かな敷地内には日本庭園もあり、散策も楽しめます。
福島県立美術館は、すぐれた美術作品にふれることで人々の感受性が高まり、情操が養われ、憩いと喜びのなかに創造の手がかりが得られる場として、1984(昭和59)年7月に、隣接する福島県立図書館とともに設けられました。この目的のために、収蔵作品の充実をはかり、貴重な文化財である美術品の保存につとめ、継続的な調査研究にもとづく展示・普及事業を積極的に展開するとともに、美術に関するさまざまな情報を提供します。美術館は、福島市のシンボルであり、憩いの場として親しまれている信夫山のふもとにあります。福島駅からも近く、交通の便もよい場所にありながら、野鳥の声もきこえる静かで落ち着いた環境にあります。60,000平方メートルもの広大な敷地には、樹木や花々、広い芝生や日本庭園があり、散策や休息の場として親しまれています。美術館と図書館は、多面的な機能と豊富な情報にもとづく、さまざまなサービスを提供することによって、見る・聴く・語る・作る・考える空間として活用していただくことをめざしています。 福島県立美術館は、福島県ゆかりの作家や作品、現代美術、海外の美術作品など、多彩な展示が魅力です。また、美術館と図書館は連携し、美術に関するさまざまな情報を提供しています。美術館の周辺には、信夫山や福島市街地など、観光スポットも充実しています。福島県立美術館は、美術を通して心豊かな時間を過ごせる場所です。