江戸時代から明治時代の古民家を移築復元した、歴史と文化に触れることができる屋外博物館です。
福島市民家園は、福島県福島市にある、江戸時代中期から明治時代にかけての県北地方の民家を中心に、移築復元された建物を見学できる屋外博物館です。園内には、梁川村(現在の伊達市)の芝居小屋や福島市内商人宿、料亭、板倉、会津地方の民家などが再現されており、当時の生活様式や文化を体感できます。 たとえば、旧佐久間家板倉は市内では珍しい大型の板倉で、当時の米蔵の様子が伺えます。旧小野家住宅は養蚕農家の住宅で、蚕の飼育の様子がわかる展示があります。旧筧家宿店は旅人宿で、当時の旅の様子がわかる展示があります。 また、園内には生活・生産用具を展示し庭や畑と共に当時の環境を再現しているため、歴史にタイムスリップしたような気分を味わえます。田植えや稲刈り、味噌作りなどの体験イベントも開催されているので、昔の暮らしを五感で体験できます。 福島市民家園は、歴史好きはもちろん、自然を愛する人にもおすすめの場所です。四季折々の風景を楽しむことができます。春には桜が咲き乱れ、夏には緑が茂り、秋には紅葉が美しく、冬には雪景色と、一年を通して様々な顔を見せてくれます。 ぜひ、福島市民家園を訪れて、歴史と自然に癒されてみてはいかがでしょうか。