仙台市で最も古い歴史を持つ寺院で、広々とした境内に歴史を感じさせる建造物が点在しています。
陸奥国分寺は、8世紀に聖武天皇の勅令によって建立された寺院で、仙台市で最も古い歴史を持つお寺です。聖武天皇は、全国に国分寺と国分尼寺を建立することを命じ、陸奥国分寺はその一つとして建立されました。平安時代には栄えましたが、室町時代に衰退し、江戸時代に伊達政宗によって再興されました。明治時代に再び衰退したものの、現在も歴史を感じさせる貴重な史跡として残っています。広々とした境内には薬師堂や観音堂、鐘楼などが点在し、それぞれが歴史を感じさせる建造物です。薬師堂近くには仙台狛犬もおり、その存在感も魅力の一つです。陸奥国分寺は、歴史好きはもちろん、ゆったりと静かな時間を過ごしたい方にもおすすめです。境内を散策しながら、歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。