織物の神様・栲幡千千姫命を祀る、歴史と自然豊かな神社。
泉穴師神社は、大阪府泉大津市にある歴史と自然豊かな神社です。織物の神様として知られる栲幡千千姫命を祀り、江戸時代から続く繊維産業で栄える泉大津市の発展を見守ってきました。 社伝によると、泉穴師神社は白鳳元年(672年)に創建されたとされていますが、神功皇后の時代に創建されたとも神武東征の際に始まるともいわれ、定かではありません。天平10年(738年)の和泉監正税帳(『正倉院文書』)によると、聖武天皇から大鳥大社と共に1,300石の社領を賜ったという記録が残っています。 境内には、豊臣秀頼が再建した本殿をはじめ、楠木正成が奉納した石灯籠など、歴史を感じさせる建造物が数多く残されています。本殿は、慶長7年(1602年)に片桐且元を奉行として再建されたもので、重要文化財に指定されています。石灯籠は、元弘元年(1331年)に楠木正成が奉納したもので、神社の歴史を感じさせる貴重な文化財です。 また、泉穴師神社は豊かな自然に囲まれた場所でもあります。「泉穴師神社の森」は、「大阪みどりの百選」に選ばれているほどです。境内には、クスノキなどの巨木がそびえ立ち、木々が生い茂る緑豊かな空間が広がっています。四季折々の景色を楽しめるのも魅力の一つです。 泉穴師神社は、歴史と自然を感じられるパワースポットです。ぜひ、歴史と自然に触れ、心を落ち着かせる時間を過ごしてみて下さい。