横浜の街並みや海を一望できる絶景の公園。バラ園やイングリッシュローズの庭などもあり、四季折々の景色が楽しめる。
港の見える丘公園は、横浜市中区山手町にある都市公園で、横浜港を見下ろす高台にある。園内は南北に細長く、面積は5.7ヘクタールで、横浜港を望むだけでなく、横浜の街並みや、遠くには富士山も望むことができる。 公園の名前の由来は、戦後の流行歌『港が見える丘』からきている。この歌は、横浜の風景を描いたもので、公園の雰囲気によく合っている。園内には、この歌碑が建てられており、歌に思いを馳せながら、景色を楽しむことができる。 園内には、バラ園やイングリッシュローズの庭などがあり、四季折々の美しい花々が咲き乱れる。特に、春には桜、秋には紅葉が美しく、多くの観光客で賑わう。バラ園では、5月初旬から約1か月は「横浜ローズ・ウィーク」が開催され、園内はバラの甘い香りに包まれる。 また、公園内には、フランス山と呼ばれるエリアがあり、フランス領事館跡地や、風車、バルタール設計のパリの「レ・アル中央市場」遺構などがある。フランス山は、横浜開港当時の歴史を感じることができるエリアで、歴史好きにはたまらない場所だ。 港の見える丘公園は、横浜の街並みや海を一望できる絶景と、歴史を感じることができる場所として、多くの観光客に愛されている。横浜を訪れた際は、ぜひ足を運んでみてほしい。