長崎港と市街の夜景を、稲佐山の約半分ほどの高さから見下ろせる、バリアフリーの展望台があります。
鍋冠山公園は、長崎市街を一望できる絶景の展望台がある公園です。標高169mの鍋冠山は、通称「なべかぶりやま」と呼ばれ親しまれており、2016年にリニューアルされた回廊形式の展望台からは、長崎港と長崎市街の景色を一望できます。標高333mの稲佐山の約半分の位置にあるため、より身近に、より立体的に長崎の街並みを見ることができ、長崎らしいすり鉢状の地形がよくわかります。 展望台からは、旧グラバー住宅や軍艦島などの世界遺産である「明治日本の産業革命遺産」の構成資産はもちろん、海をはさんで反対側にある稲佐山や、女神大橋をくぐり入港する大型クルーズ客船の様子を見ることができます。 公園内には、遊歩道や広場もあり、散歩やピクニックにも最適です。夜は、稲佐山に匹敵する美しい夜景を、バリアフリーの展望台から楽しめます。長崎の街並みを360度見渡せる絶景は、昼間とはまた違った魅力があります。 鍋冠山公園は、長崎の街のシンボル的存在であり、観光客だけでなく地元の人々にも愛されている場所です。長崎を訪れた際は、ぜひ足を運んでみてください。