国指定名勝の庭園「松濤園」を有し、歴史と文化を体感できる、日本で唯一泊まれるお殿様屋敷です。
柳川藩主立花邸 御花は、江戸時代、柳川藩主立花家の別邸として誕生した。5代藩主立花貞俶が側室や子息たちの住まいを柳川城南西部の土地に移し、この場所は「御花畠」と呼ばれ、親しまれるようになり、現在の屋号「御花」へとつながっている。明治時代には、14代当主立花寛治が「松濤園」「西洋館」「大広間」「御居間」「家政局(お役間)」「門番詰め所」などを建設し、現在の御花の姿の基礎を築いた。御花は維新、戦中戦後の混乱期を乗り越え、料亭旅館として姿を変えた後も変わらず柳川藩主の末裔、立花家が運営している。約7000坪の敷地全体が国の名勝に指定された「立花氏庭園」を有し、敷地内には、国の名勝に指定された「松濤園」をはじめ、100畳の大広間、西洋館、立花家史料館などがあり、それぞれの場所で立花家の歴史を感じることができる。特に松濤園は、池を中心とした回遊式庭園で、四季折々の美しい景色を楽しむことができる。また、西洋館は、明治時代に建てられた洋館建築で、当時の暮らしを垣間見ることができる。立花家史料館では、立花家の歴史や文化に関する資料を展示しており、藩主の暮らしや当時の様子を学ぶことができる。御花では、宿泊もできるので、ゆっくりと時間を過ごしたい方におすすめだ。御花に宿泊すれば、国指定名勝の庭園を眺めながら、伝統的な日本料理を味わう贅沢な体験ができる。また、御花は、結婚式場としても人気があり、歴史と伝統を感じられる特別な結婚式を挙げることができる。