瀬戸内海の絶景を望むことができる信仰の山。山頂には展望台があり、雄大な景色を堪能できます。
弥山は、広島県廿日市市宮島町の宮島(厳島)の中央部にある標高535mの山で、古くから信仰の対象になっている。山頂には2013年に建て替えられた展望台「宮島弥山展望休憩所」があり、瀬戸内海の絶景を望むことができる。初代内閣総理大臣伊藤博文は「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」と絶賛したほど、その眺めは素晴らしい。 弥山への登山道は、厳島神社から山頂までいくつかのコースがあり、難易度も様々。初心者向けのコースから、上級者向けのコースまであるので、体力に合わせて選ぶことができる。 弥山は、自然豊かな山で、登山中は、様々な種類の植物や動物を見ることができる。特に、弥山北側斜面にある「瀰山原始林」は、国の天然記念物に指定されており、暖温帯性針葉樹のモミと南方系高山植物ミミズバイの同居やヤグルマの群落など、特異な植物・植生の分布が見られる。 弥山は、古くからの信仰の山として、多くの神社仏閣がある。山頂付近には御山神社があり、山頂付近から山麓にかけては大聖院の数々の堂宇が建ち並ぶ。また、山麓には厳島神社があり、弥山全体が神聖な場所として崇められている。 弥山は、自然と歴史、そして信仰が融合した、魅力的な観光スポットです。瀬戸内海の絶景を眺めながら、ハイキングを楽しんだり、神社仏閣を巡ったり、自然と触れ合ったりと、様々な楽しみ方ができる。ぜひ、弥山に登って、その魅力を体感してみてほしい。