春の桜、秋の紅葉と、美しい景色が楽しめる世界遺産の寺院。
醍醐寺は、平安時代初期の貞観16年(874年)に、空海の孫弟子である理源大師聖宝によって開かれた寺院です。その後、室町時代には足利義満の庇護を受け、隆盛を極めました。境内は広大で、下醍醐と上醍醐に分かれています。下醍醐には、国宝の五重塔や金堂、唐門などの重要な建物が集中しており、上醍醐には、三宝院庭園などがあります。 醍醐寺は、その美しい景色で知られており、春には桜、秋には紅葉と、一年を通して美しい景色を楽しむことができます。特に、三宝院庭園は、池泉回遊式庭園の傑作として知られ、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。また、醍醐寺は、豊臣秀吉が催した「醍醐の花見」で知られており、毎年4月には、豊太閤花見行列が開催されます。 醍醐寺は、歴史と自然が調和した、素晴らしい寺院です。京都を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。