二条城
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国宝の二の丸御殿や、特別名勝の二の丸庭園など、歴史と美しさ溢れる世界遺産。
おすすめポイント
- 国宝の二の丸御殿
- 狩野派による華麗な障壁画
- 精巧な欄間彫刻
- 国の特別名勝に指定されている二の丸庭園
- 四季折々の草花
概要
元離宮二条城は、1603年に徳川家康が築城した、江戸幕府の象徴的な城であり、1994年にユネスコ世界遺産に登録された。家康は、天皇の住む京都御所の守護と、将軍上洛の際の宿泊所として二条城を築いた。城内には、国宝の二の丸御殿や、国の特別名勝に指定されている二の丸庭園など、数々の見どころが存在する。
二の丸御殿は、書院造の代表例として、その華麗な建築様式と、狩野派による障壁画や精巧な欄間彫刻などが、訪れる人を魅了する。特に、二の丸御殿の廊下は「鴬張り」と呼ばれる、歩くたびに鴬の鳴き声のような音がする床になっており、将軍の威厳と権威を感じることができる。
二の丸庭園は、四季折々の草花が咲き乱れ、都会の喧騒を忘れさせてくれる癒やしの空間だ。池泉回遊式庭園として造られており、春には桜、夏には蓮、秋には紅葉など、一年を通して美しい景観を楽しめる。
二条城は、徳川家の栄枯盛衰だけでなく、日本の歴史の移り変わりを見守ってきた重要な場所だ。歴史を感じながら、美しい建築様式や庭園を散策してみてほしい。