歴史と自然が調和する、静かで神聖な空間。
三嶋大社は、静岡県三島市にある神社で、伊豆国一宮として知られています。旧社格は官幣大社で、古くから人々に崇敬されてきた歴史ある神社です。創建は、神代に遡るとされ、富士山を神体山とする富士山信仰の重要な拠点でした。 三嶋大社は、源頼朝と北条政子が信仰したことで有名です。源頼朝は、1180年、伊豆に潜伏していた際に、三嶋大社に参拝し、鎌倉幕府を開くことを誓ったと言われています。その後、鎌倉幕府を開いたことから、三嶋大社は鎌倉幕府の庇護を受け、益々崇敬されるようになりました。 境内は広く、様々な建物が立ち並んでいます。本殿は、1568年に徳川家康によって再建されたもので、華麗な彫刻が施されています。また、拝殿、神楽殿、楼門など、見どころ満載です。 境内奥には神鹿園があり、数十頭の鹿が飼育されています。神鹿園では、鹿せんべいをあげることができます。鹿は、神様の使いとされ、神聖な動物として大切に扱われてきました。神鹿とふれあうことで、心身ともにリフレッシュできます。 三嶋大社では、様々な祭りが行われています。特に、毎年5月に行われる「例大祭」は、三島市の最大の祭典で、多くの観光客が訪れます。また、秋には「紅葉まつり」も開催されます。 三嶋大社は、歴史と自然が調和した、静かで神聖な空間です。心身ともにリフレッシュしたい方におすすめです。