近代彫刻家の荻原碌山を記念した美術館。レンガ造りの建物と緑豊かな庭園が美しく、静寂の中に芸術を感じられる空間です。
碌山美術館は、日本の近代彫刻の先駆者である荻原碌山を記念して建てられた美術館です。安曇野市穂高の緑豊かな場所に位置し、建築家谷口吉生氏によって設計されたレンガ造りの建物は、美術館そのものが芸術作品のよう。美術館を訪れる人々を、静寂の世界へと誘います。館内では、碌山の代表作である「鏡の中の少女」や「悲しき娘」をはじめ、近代彫刻の巨匠たちの作品が展示されています。碌山の作品は、繊細で優美な表現と、人間の心の奥底を表現した力強さが魅力です。また、碌山が晩年を過ごしたアトリエも公開されており、当時の様子を偲ぶことができます。アトリエは、碌山が創作活動に没頭した空間であり、彼の作品に対する情熱を感じることができます。さらに、碌山が愛した自然を再現した庭園も必見です。緑豊かな庭園を散策しながら、碌山の作品の世界観に浸ることができます。碌山美術館は、芸術を愛する人々にとって、心安らぐ癒やしの空間を提供してくれるでしょう。近代彫刻や建築に興味がある方、安曇野の豊かな自然を満喫したい方におすすめの観光スポットです。