信州ゆかりの作家の作品を鑑賞できる美術館。草間彌生の大型作品「幻の華」が野外展示されているのも魅力です。
松本市美術館は、信州ゆかりの作家たちの作品を数多く所蔵する美術館です。特に、草間彌生、上條信山、池上百竹亭、田村一男、細川宗英といった、信州を代表するアーティストの作品は、必見です。常設展示室では、これらの作家の作品を通して、信州の美術史をたどることができます。また、企画展では、国内外の注目アーティストの作品を、テーマごとに紹介しています。2022年4月にリニューアルオープンした際には、展示ケースや壁の補修、照明の発光ダイオード(LED)化、赤ちゃん休憩室の設置など、より快適に過ごせるようになっています。美術館の建築は、宮本忠長建築設計事務所によるもので、第44回BCS賞を受賞しています。周辺には、松本城や旧開智学校など歴史的な建造物も数多くあり、美術館を訪れた際には、これらのスポットも合わせて巡ってみるのもおすすめです。