日本百景に選ばれた九十九湾は、穏やかな海と透き通った水の色が美しい、心が落ち着く景観が魅力です。
九十九湾は、石川県能登町にある、日本百景に選ばれた美しい湾です。リアス式海岸で、大小さまざまな入り江が複雑に入り組んだ海岸線は、変化に富んだ景色を楽しませてくれます。湾の中心に位置する蓬莱島は、スダジイに覆われた鬱蒼とした森が美しく、まるで蓬莱の画図を見ているようです。 九十九湾の魅力は、その美しい景観だけではありません。九十九湾を周遊する遊覧船に乗れば、船の上から雄大な景色を眺めることができ、途中で立ち寄る生簀場では、魚の餌付け体験もできます。沿岸部に整備された周遊観察路では、散策を楽しみながら、九十九湾の豊かな自然を満喫できます。 また、九十九湾は、古くから漁業が盛んな地域でもあり、新鮮な海の幸を味わうこともできます。近くの宿に泊まれば、夕方の日の入りから朝の日の出まで、九十九湾の美しい景色を存分に堪能できます。野営場でキャンプやバーベキューをして、アクティブに過ごすのもおすすめです。 九十九湾周辺には、海の自然に関する調査研究と普及啓発を行う施設「のと海洋ふれあいセンター」があります。タッチプールでの生物とのふれあい体験、シュノーケリング体験、貝殻クラフト制作体験、塩づくり体験など、様々なプログラムが用意されているので、お子様と一緒に訪れても楽しめます。 2020年6月20日には、レストラン、販売所、遊覧船を有する「のと九十九湾観光交流センターイカの駅つくモール」がオープンしました。今後注目度が高いエリアです。九十九湾を訪れて、自然と歴史、そして食の魅力を満喫してみてはいかがでしょうか。