茶道と美術に親しめる美術館。茶室で抹茶をいただきながら、書跡や絵画、陶芸などの名品を鑑賞できます。
金沢市立中村記念美術館は、茶道と美術を愛した実業家・中村栄俊氏が収集した、書跡、絵画、陶芸、漆芸、金工などの貴重な美術品を展示する美術館です。 茶道具を中心としたコレクションは、茶道の歴史と文化を深く理解するのに最適です。特に、中村氏が収集した茶碗は、どれも個性豊かで、茶道の奥深さを物語っています。 また、近世絵画、古九谷、加賀蒔絵など、金沢の伝統工芸も数多く展示されています。これらの作品は、金沢の文化と歴史を感じることができます。 美術館の敷地内には、美しい日本庭園があり、茶室で抹茶をいただきながら、ゆったりと美術品を鑑賞できます。庭園は、金沢の伝統的な庭園様式である「池泉回遊式庭園」を取り入れ、四季折々の景色を楽しむことができます。 周辺には、石川県立美術館、金沢21世紀美術館、鈴木大拙館など、金沢を代表する美術館や文化施設が集まっているため、一日かけて金沢の芸術文化に触れることができます。 金沢市立中村記念美術館は、茶道と美術、そして金沢の文化と歴史を満喫できる、魅力的な美術館です。