徳川家ゆかりの寺院で、都会の喧騒を離れ、緑豊かな庭園を散策したり、歴史を感じながら静寂な時間を過ごせるスポット。東京タワーとのコントラストも美しい。
増上寺は、東京都港区芝公園にある浄土宗の大本山。徳川家ゆかりの寺院で、徳川将軍家の菩提寺として知られる。江戸時代には、将軍家の祈願所や菩提寺として重要な役割を担い、壮大な伽藍が建立された。現在の増上寺は、1598年(慶長3年)に徳川家康が、江戸城の鬼門除けとして創建した。その後、歴代将軍の祈願所や菩提寺として、発展を続け、江戸城から続く表参道は、賑わいをみせた。増上寺は、東京都内でも有数の歴史的な寺院として知られ、多くの観光客が訪れる。境内には、国の重要文化財に指定されている三解脱門や、美しい庭園、徳川将軍家の墓所など、見どころが満載。特に、三解脱門は、増上寺の象徴的な建造物で、江戸時代の建築様式を伝える貴重な文化財である。また、増上寺の庭園は、都会の喧騒を離れ、静寂な時間を過ごすことができる。庭園内には、様々な種類の樹木や花が植えられており、四季折々の風景を楽しむことができる。増上寺は、歴史と文化を体感できる貴重な場所として、多くの観光客から愛されている。