モフモフのキツネと触れ合える、宮城県白石市の動物園!
宮城蔵王キツネ村は、宮城県白石市にある、キツネをテーマにした動物園です。奥羽山脈・蔵王連峰の宮城県側の山麓に位置し、6種・約250頭のキツネが飼育されています。 当園のキツネは全て人工繁殖した個体であり、定期的に駆虫剤の投与、施設内の殺菌消毒も実施しているため、ヒトが経口感染でエキノコックス症となることを防いでいます。 広大な放牧エリアでは、キツネが自由に動き回っている様子を観察できます。キツネは穴を掘ったり、土の上で寝そべったりする習性があるため、特に降雨後は泥だらけになっている個体もしばしば見られます。また、本能的に噛む習性があるため、観察が主となります。 放牧エリアとは別に、屋内飼育のエキノコックスフリーのキツネに直接抱っこ体験できるエリアも用意されており、これが世界的に稀有な体験とみられ、外国人観光客を引き寄せています。また、ゴールデンウィーク頃からは子ギツネの抱っこ体験もできます。キツネ以外にもウサギなどとも触れ合えます。 夏毛の時期にはほっそりとした印象のキツネも、冬毛の時期になると丸々とした所謂「モフモフ」の状態となり、観光客を引き寄せるため、雪に覆われることでアクセスが困難になる冬季であっても、閉鎖せずに年中無休で開園しています。 当園は教育施設の面もあり、学生のインターンシップや体験実習を受け入れています。キツネの観光放牧をしている施設は稀であるため、国内各地から実習生が集まっています。 当園は、モフモフな動物たちと触れ合いたい国内外の観光客が訪れる施設へと変化しました。特に、2013年頃にネット上に投稿された動画により、人気の観光地となる端緒となったとされています。