海に浮かぶ鳥居と夕日が織りなす絶景が魅力!
永尾剱神社は、熊本県宇城市不知火町にある神社で、海に浮かぶ鳥居が有名な観光スポットです。創建は和銅6年(713年)とされ、長い歴史を持つ神社です。祭神は海童神(わだつみのかみ)で、胃腸病にご利益があるとされています。 神社の名前の由来は、海童神が大きなエイに乗ってこの地に現れ、そのエイの尾が剣のように尖っていたことから「永尾剱神社」と名付けられたと言われています。 永尾剱神社の魅力は、なんといっても海に浮かぶ鳥居です。潮の満ち引きによって、鳥居の姿が変化し、訪れるたびに異なる表情を見せてくれます。特に夕暮れ時は、鳥居と夕日が重なり、幻想的な風景が広がります。 また、永尾剱神社は、蜃気楼現象の不知火(しらぬひ)が見られる場所としても知られています。不知火は、旧暦8月1日の八朔の日、未明の干潮時に八代海(不知火海)に現れる蜃気楼現象のことです。特定の地形と気象条件のもとに発生する現象のため、条件がそろわなければ見られない貴重なもの。毎年その光景をひと目見ようと、多くの人々が訪れます。 永尾剱神社は、歴史、自然、そして神秘的なロマンが詰まった場所です。ぜひ一度訪れてみてください。