龍頭八重滝県立自然公園に指定されている龍頭ヶ滝は、落差40mの雄滝と雌滝からなる、ダイナミックな滝。洞窟内部から滝を眺めることができる「裏見の滝」は、迫力満点!
龍頭ヶ滝は、雲南市と出雲市の境界にある鳥屋ヶ丸を源とする斐伊川水系の三刀屋川の支流・滝谷川にある。上流部の雄滝は落差40mの直瀑で、下部は洞穴となっており滝観音が祀られている。洞穴内部から滝を眺めることが出来る「裏見の滝」は、まさに圧巻! 雌滝は段瀑となっており、下部のみが見え上部は岩陰に隠れて確認できない。 龍頭ヶ滝は、明治時代の詩人・大町桂月が「出雲国中、滝は龍頭ヶ滝が第一なり。この滝日光に持ち行くも十番以内に有るべし。」と評したほど、その美しさは格別。雄滝と雌滝、そして「裏見の滝」と、様々な表情を見せる龍頭ヶ滝は、訪れる人を魅了する。 龍頭ヶ滝は、日本の滝百選に選ばれているだけあり、その壮大さは息を呑むほど。雄滝の轟音と水しぶきは、自然のパワーを感じさせてくれる。洞窟内部の「裏見の滝」は、神秘的な雰囲気で、雄滝とはまた違った魅力がある。 龍頭ヶ滝周辺は、龍頭八重滝県立自然公園に指定されており、豊かな自然に囲まれた環境の中で、ゆったりと過ごすことができる。遊歩道も整備されているので、気軽に散策を楽しむことができる。 龍頭ヶ滝は、自然のパワーを感じ、癒やしを求めるのに最適な場所だ。