樹齢約300年の巨木「コブ杉」は、その名の通り幹に大きなコブを持つのが特徴。神秘的な森に佇む姿は圧巻です。
「コブ杉」は、樹齢約300年と推定される天然秋田杉で、幹の途中に大きなコブを持つのが特徴です。このコブ杉は、林野庁選定の「森の巨人たち100選」に選ばれ、周囲には同じく巨木と呼ばれる杉が林立する神秘的な森となっています。この森は、かつて秋田の森を覆っていたような天然秋田杉の巨木が林立する、手付かずの美しい森です。起伏の少ない台地に巨木が天を突き刺すように生え、広葉樹も混じり合う、まるで絵画のような光景が広がっています。 この森は、面積は小さいものの、天然林の状態が保たれているため、思わず写真をバシャバシャ撮りたくなるほど美しいです。かつて、調査のために2回ほど間伐が行われたことによって形成された美林であるという点は、見逃せないポイントです。 コブ杉の周囲は、鬱蒼とした杉の巨木が林立しているだけに、一際神秘的な雰囲気を漂わせています。この森に足を踏み入れると、「かつて秋田の森は、こんな凄い天然スギの巨木に覆われていたのか」と、改めて驚かされるでしょう。 コブ杉へのアクセスは、JR鷹巣駅から車で45分、大館能代空港から車で30分、秋田自動車道五城目・八郎潟ICから車で35分です。駐車場は、大内沢山村広場駐車場をご利用ください。 コブ杉を訪れる際は、クマに注意が必要です。クマ避け鈴は必携です。また、歩きやすい服装と靴で訪れましょう。