白壁の酒蔵が立ち並ぶ美しい街並みは、まるでタイムスリップしたかのよう。歴史と伝統を感じながら、酒蔵巡りや美味しいお酒を味わう旅を楽しもう!
浜中町八本木宿は、佐賀県鹿島市にある重要伝統的建造物群保存地区。多良海道の宿場町であった肥前浜宿の一部であり、佐賀県鹿島市浜町を流れる浜川の左岸に形成されている。近世の宿場町から、江戸時代中期頃から盛んになった酒などの醸造業を中心に発展した。街の中央を通る多良海道を中心として、両側に防火構造の居蔵造や桟瓦葺真壁造の町家、土蔵造の酒蔵、武家住宅、洋風建築などの近世後期から昭和に至るまでの様々な時代の多様な建築が連なっている。 現在も富久千代酒造、光武酒造場、峰松酒造場の3つの酒蔵が製造を続けており、通称「酒蔵通り」と呼ばれ、白壁の建物が美しく保存されている。春には、酒蔵ツーリズムというイベントが開催され、酒蔵見学や試飲、地元の食材を使った料理などが楽しめる。 歴史と伝統を感じながら、美味しいお酒を味わう旅を楽しもう。また、周辺には、同じく重要伝統的建造物群保存地区に選定されている浜庄津町浜金屋町や、祐徳稲荷神社など、見どころもたくさんある。