明治時代に使われた貴重な帆船『明治丸』を間近で見られる!
明治丸記念館は、東京都江東区越中島にある東京海洋大学越中島キャンパス内に位置する博物館です。明治7年に英国のグラスゴーで竣工した鉄製帆船『明治丸』を展示しており、その歴史と活躍について学ぶことができます。明治丸は、日本の近代化に大きく貢献した船として、国の重要文化財に指定されています。明治丸は、明治時代には灯台巡回業務に従事し、明治天皇が北海道巡幸の際に乗船されたり、小笠原諸島編入の際の調査にも使われました。80年以上に渡り活躍した明治丸は、その貴重な歴史と技術革新を物語る存在です。 明治丸記念館では、明治丸の建造から運用、そして保存に至るまでの歴史を、写真や模型、資料などを用いて詳しく紹介しています。また、明治丸の船体内部を見学することもでき、実際に船に乗っていた人々の暮らしや仕事の風景を想像することができます。明治丸記念館は、歴史好きはもちろん、船に興味がある人、日本の近代化について学びたい人におすすめの場所です。 東京海洋大学 越中島キャンパスは、明治丸記念館以外にも、海洋生物に関する展示や研究施設があり、見学することができます。また、キャンパス内には、緑豊かな庭園や散策路があり、自然と触れ合いながら過ごすことができます。明治丸記念館を訪れた際には、ぜひ東京海洋大学 越中島キャンパスも散策してみて下さい。