兵庫県香美町にある「今子浦海水浴場」は、白い砂浜と青い海のコントラストが美しい、山陰海岸国立公園に属する景勝地です。
「今子浦海水浴場」は、兵庫県美方郡香美町にある、山陰海岸国立公園に属する景勝地です。 日本海に面する兵庫県北東部の海岸、香住海岸のほぼ中央、香住港と柴山港の間の半島状地形の西岸に位置します。 白い砂浜と青い海のコントラストが美しく、海水浴やキャンプ、釣りなど、様々なレクリエーションを楽しめます。 特に、千畳敷と呼ばれる岩礁と白砂の砂浜が隣り合う入江は、まるで絵画のような風景が広がっています。 また、沖には白石島と黒島が浮かび、千畳敷沖には「かえる島」という蛙の形をした巨岩があります。 この「かえる」と「帰る」をかけて、北前船の船乗りたちは岩に祈願したとされています。 江戸時代には柴山港・柴山御番所の出張所である今子浦船番所出張所がおかれるほど入港する船で賑わっていたが、現在は港として利用されておらず、海水浴やキャンプ、スポーツ、自然体験などができるレクリエーションゾーンとなっています。 2010年公開の映画『ノルウェイの森』の撮影地となったことでも知られています。 2005年7月に「日本の夕陽百選」、および「日本夕陽の宿百選」に選定されています。 今子浦海水浴場、今子浦ファミリーパーク、今子浦ファミリーキャンプ場、ユウスゲ公園、夕なぎの公園、芝生展望台、ファミリーイン今子浦、但馬赤壁、香美町立今子浦運動場など、様々な施設が整備されています。 周辺には、大引きの鼻、但馬赤壁、黒島、五色洞門などの観光スポットもあります。 「今子浦海水浴場」は、自然と歴史に触れ合える、魅力的な観光地です。是非訪れてみてください。