飯豊連峰の雄大な山並みをバックに、雪解けの残る中で凛と咲く一本桜は圧巻の美しさです。
小国町は山形県の最南端に位置し、磐梯朝日国立公園に属する朝日連峰と飯豊連峰という雄大な山並みに包まれた自然豊かな地です。小国町は、その豊かな自然と歴史、そして人々の温かさで知られています。小国町の中でもっとも山深いところ、飯豊連峰の山懐にあたる小玉川地区から樽口へ抜ける峠の頂上近くにこの一本桜がある。2000m級の飯豊連峰と向かいあう高さの展望台近く、まだ周囲に雪がたっぷり残る中、樽口峠の一本桜は開花する。種類は東北地方に多いオオヤマザクラで、桜が咲くのは4月下旬から5月上旬。展望台からは飯豊連峰の雄大な山並みを一望できます。山並みを背景に、雪解けの残る中で凛と咲く一本桜は、まさに自然の芸術といえるでしょう。標高が高いため、桜の開花時期は平地よりも遅く、4月下旬から5月上旬が見頃となります。周囲には、まだ雪が残っていることが多いですが、それがまた、一本桜の美しさを引き立てています。この一本桜を見に行くには、小国町観光協会までお問い合わせください。