写真家林忠彦の作品を中心に、写真・美術・歴史に関する作品や資料を展示する美術館。隣接する周南市文化会館などと共に周南市の文化ゾーンを形成しています。
周南市美術博物館は、山口県周南市にある美術博物館で、1995年9月4日に開館しました。周南市(旧徳山市)出身の写真家林忠彦の作品を中心に、写真・美術・歴史に関する作品や資料を展示しており、隣接する周南市文化会館などと共に周南市の文化ゾーンを形成しています。 同館の常設展示室では、林忠彦の作品をはじめ、宮崎進、岸田劉生、まど・みちおなどの徳山にゆかりのある芸術家たちの作品が展示されています。また、徳山の歴史コーナーでは、徳山藩や徳山空襲などの歴史に関する展示があり、周南市の歴史や文化を深く知ることができます。 林忠彦賞は、同氏がアマチュア写真家の資質向上のため終生尽力したことを称え、アマチュア写真家の振興を目的として毎年1回、写真展、写真集などを対象に選定されています。受賞者には東京と周南市(周南市美術博物館)などで写真展の機会が与えられ、受賞作品は周南市美術博物館に永久保存されます。 周南市美術博物館は、写真や美術を通して周南市の文化を伝えるだけでなく、様々なイベントや企画展を開催することで、地域の人々の文化活動の拠点としての役割も担っています。