矢掛町の美しい町並みを一望できる水見やぐらからの眺めが最高!
やかげ郷土美術館は、岡山県小田郡矢掛町にある、歴史と文化を伝える美術館です。矢掛町は、江戸時代に宿場町として栄えた町で、今も昔ながらの町並みが残っています。美術館は、この町並みを一望できる高台に位置しており、町木の赤松を使った伝統工法で建てられた建物は、その佇まいだけでも見ごたえがあります。高さ16mもある水見やぐらに登れば、眼下に広がる歴史ある町並みを一望できます。 館内では、町出身の書家・田中塊堂と洋画家・佐藤一章の作品をはじめ、郷土ゆかりの作品が展示されています。田中塊堂は、昭和初期に活躍した書家で、その作品は力強く、雄々しい筆致が特徴です。佐藤一章は、大正時代に活躍した洋画家で、その作品は、自然の風景を写実的に描いたものが多く、静寂の中に生命力を感じさせる作品です。 また、町民ギャラリーでは、町民の創作活動の発表の拠点として利用されています。絵画、書道、写真、陶芸など、様々な作品が展示され、町民の文化活動の活発さをうかがえます。 やかげ郷土美術館は、矢掛町の歴史と文化に触れ、豊かな自然を感じることができる場所です。ぜひ、訪れてみてください。