北アルプスの雄大な自然に抱かれた秘湯、白骨温泉。 源泉かけ流しの温泉で心身をリフレッシュしませんか?
白骨温泉は、長野県松本市安曇にある温泉。 北アルプス・乗鞍岳の山麓、標高1400メートルの場所に位置し、中部山岳国立公園区域内に含まれる。 古くから湯治場として知られており、その効能は胃腸病、神経症、婦人病、慢性疲労など多岐に渡る。 源泉かけ流しの温泉は、無色透明で、時間の経過とともに白濁していく。 白濁の要因は、温泉水中に含まれている硫化水素から硫黄粒子が析出することと、重炭酸カルシウムが分解し炭酸カルシウムに変化することによる。 白骨温泉の周辺には、自然散策を楽しめる遊歩道や、歴史を感じられる史跡なども点在する。 白骨温泉の歴史は古く、鎌倉時代には既に湧出していたと伝えられている。 戦国時代には武田信玄も湯治に使っていたとも伝えられている。 江戸時代には、齋藤孫左衛門により本格的に温泉宿として開かれた。 地理的に閉鎖的な環境ゆえに、現在でも齋藤姓が多く、地縁・血縁による独特の閉鎖性を形成している。 白骨温泉は、その独特の雰囲気と効能の高い温泉で、多くの人々を魅了している。