湯ノ湖畔に佇む、静寂と雄大な自然に包まれた温泉郷。硫黄泉の湯と、心安らぐ景色が魅力です。
日光湯元温泉は、栃木県日光市奥日光の湯ノ湖畔、金精峠の麓にある温泉です。788年(延暦7年)、四本龍寺を建立した勝道によって発見されたのが発端と言われています。冬の寒さが厳しいため、昭和の初期までは主に夏だけの湯治場でした。 湯元温泉は、雄大な自然に囲まれた静寂の温泉郷です。湯ノ湖畔に佇む温泉街は、都会の喧騒を忘れさせてくれる、まさに癒やしの空間。硫黄泉の湯は、心も体も解きほぐしてくれるでしょう。 温泉街には、約23軒のホテル・旅館が立ち並び、同じ日光市内にある鬼怒川温泉のような歓楽色は全くありません。湯には湯の花が浮かび、温泉街には温泉地ならではの硫黄臭が漂います。温泉街の中央には足湯施設「あんよのゆ」があり、無料で利用できます。 周辺には散策路もあり、自然を満喫しながら温泉街を歩くのもおすすめです。 湯元温泉は、歴史と自然に囲まれた、心安らぐ温泉郷です。都会の喧騒を離れ、ゆっくりと温泉を楽しみたい方におすすめです。 ちなみに、湯元温泉には、源泉地である湯ノ平湿原があります。ここは、温泉が湧き出す様子を間近で見ることができる貴重な場所です。散策路が整備されているので、ぜひ足を運んでみてください。