上山温泉は、山形県上山市にある歴史ある温泉街。 美しい自然に囲まれ、日々の疲れを癒すのに最適です。
上山温泉は、山形県上山市にある歴史ある温泉街で、古くは同じ山形県の湯野浜温泉、福島県の東山温泉と共に「奥羽三楽郷」に数えられ、湯治場として栄えてきました。 上山温泉の起源は1458年(長禄2年)にまで遡り、肥前出身の旅の僧侶・月秀が、温泉で傷を癒している鶴を発見したことから「鶴脛の湯」と呼ばれていました。 江戸時代には当地に上山城および上山藩が置かれ、温泉地としてのみならず城下町としても繁栄しました。また羽州街道の宿場町としても賑わいを見せました。 上山温泉の特徴は、ナトリウム・カルシウム 塩化物・硫酸塩温泉(弱アルカリ性)という泉質で、神経痛や筋肉痛、関節痛、冷え性、皮膚病などに効果があるとされています。 温泉街には、共同浴場や日帰り温泉施設、足湯などがあり、様々な楽しみ方ができます。共同浴場は、かつて7軒存在していましたが、現在では一部が閉鎖されています。 上山温泉周辺には、自然豊かな観光スポットも数多くあり、温泉と観光を満喫できます。 例えば、上山市のシンボルである「上山城跡」や、四季折々の美しい景色を楽しめる「葉山公園」などがあります。 上山温泉は、歴史と自然に囲まれた癒やしの空間です。日々の疲れを癒し、心身ともにリフレッシュできる場所として、ぜひ一度訪れてみてください。