室町時代に建てられた重要文化財の本殿は、龍やカマキリなど、様々な彫刻が施され、安土桃山時代の建築様式を先取りした貴重な建物です。
多治速比売神社は、大阪府堺市南区宮山台にある神社で、和泉国大鳥郡の式内社です。延喜式神名帳に記載されており、旧社格は郷社です。創建は宣化天皇の時代(530年頃)と伝えられており、荒山宮とも呼ばれています。境内には13の末社があり、合わせて荒山宮と呼ばれています。 特に見どころは、室町時代の建造物である本殿です。国の重要文化財に指定されており、龍やカマキリなど、様々な彫刻が施されています。安土桃山時代の建築様式を先取りした貴重な建物で、その精巧な彫刻は必見です。 多治速比売神社は、古くから安産、縁結び、厄除けの神様として信仰されてきました。また、本殿には菅原道真公も祭られており、学問の神としても信仰されています。境内は緑豊かで、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。特に、春の梅は美しく、多くの人が訪れます。 多治速比売神社は、歴史と自然を感じることができる、おすすめの神社です。ぜひ、訪れてみてください。