国宝の本殿、重要文化財の楼門など歴史建造物が魅力の神社。
大野神社は、滋賀県栗東市にある神社で、菅原道真を主祭神とすることから学問の神様としても知られています。創建年代は不明ですが、古典・所伝によると元慶6年(882年)より以前から社のあったことがうかがわれます。境内には、楼門(重要文化財)や三社殿(出雲社、栗東市指定有形文化財)など、歴史を感じさせる建造物が数多く残されています。 国宝の本殿は、鎌倉時代の建築で、その重厚な造りは圧巻です。また、重要文化財の楼門は平安時代末期の様式を残した鎌倉時代初期の建築で、神社の風格を高めています。境内の三社殿(出雲社)も栗東市指定有形文化財に指定されており、歴史を感じることができます。 大野神社は、金勝山を背景にした雄大な景色も魅力の一つです。金勝山は、古くから霊山として信仰されており、山頂からは琵琶湖や近隣の山々を一望できます。 大野神社は、歴史と自然に囲まれた、心落ち着く場所です。学問の神様・菅原道真に祈願したり、歴史建造物を鑑賞したり、金勝山の景色を楽しんだり、様々な楽しみ方ができます。ぜひ一度足を運んでみてください。