榮山寺
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平安時代初期の建築様式を受け継ぐ、国宝の八角円堂と梵鐘が魅力です。
おすすめポイント
- 国宝の八角円堂は、平安時代初期の建築様式を受け継ぐ貴重な建造物です。
- 八角円堂の内部には、仏像や壁画など、見どころがたくさんあります。
- 梵鐘は、京都の神護寺、宇治の平等院の鐘と共に「平安三絶の鐘」と呼ばれています。
- 鐘の音色は、格別です。
- 静寂の中で、ゆったりと時を過ごせます。
概要
榮山寺は、奈良県五條市にある真言宗豊山派の寺院で、国の重要文化財に指定されている八角円堂と梵鐘が有名です。
八角円堂は、平安時代初期の建築様式を受け継ぐ、貴重な建造物です。木造で、屋根は檜皮葺き、軒は反り上がっており、当時の建築技術の高さをうかがわせます。内部は、中央に薬師如来像が安置され、周囲には十二神将像が配置されています。これらの仏像は、いずれも鎌倉時代の作で、精巧な彫刻が見事です。
また、八角円堂の壁面には、鎌倉時代の絵師による、鮮やかな色彩の壁画が描かれています。これらの壁画は、当時の仏教信仰の様子を伝えており、貴重な文化財です。
梵鐘は、平安時代初期に鋳造されたもので、京都の神護寺、宇治の平等院の鐘と共に「平安三絶の鐘」と呼ばれています。その音色は、美しく、心が洗われるような感覚です。
榮山寺は、歴史と自然に囲まれた静かな場所です。八角円堂や梵鐘など、貴重な文化財を鑑賞し、ゆったりと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。