1000年を超える樹齢の古木に囲まれた静寂の空間で、国宝の薬師如来坐像や重要文化財の四天王立像など貴重な仏像を鑑賞できます。
額安寺は、奈良県奈良市にある真言宗豊山派の寺院で、弘仁年間(810年 - 824年)に最澄が創建したと伝えられています。平安時代前期には真言宗の根本道場として栄え、多くの僧侶が修行に励みました。しかし、その後は衰退し、室町時代に再建された伽藍が現在に残っています。 額安寺は、国宝の薬師如来坐像、重要文化財の木造四天王立像など、貴重な仏像を数多く所蔵しています。薬師如来坐像は、平安時代初期の作とされ、優美で穏やかな表情が印象的です。また、四天王立像は、鎌倉時代の作とされ、力強い姿が目を引きます。 境内は、樹齢1000年を超える木々に囲まれ、静寂に包まれた空間が広がっています。春には桜、秋には紅葉と、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。静寂の中で、これらの貴重な仏像を鑑賞し、心の安らぎを感じてください。 額安寺は、歴史と文化を感じることができる場所として、多くの人々に親しまれています。静寂の中で、古木の緑や花々を眺め、心静かに過ごしてみてはいかがでしょうか。 額安寺へのアクセスは、近鉄奈良線 近鉄奈良駅から奈良交通バス 額安寺行きで約15分、額安寺バス停下車すぐです。