宇太水分神社
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鎌倉時代後期の建立で国宝に指定されている3棟並んだ本殿が美しい神社。
おすすめポイント
- 国宝に指定されている3棟並んだ本殿が美しい
- 創立は崇神天皇の時代とされ、歴史を感じることができる
- 春日神社や宗像神社など、国の重要文化財に指定されている建造物も複数存在する
- 10月第3日曜には、菟田野みくまり祭が開催される
- 静かで落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと参拝できる
概要
宇太水分神社は、奈良県宇陀市菟田野古市場にある神社です。式内社(式内大社)で、旧社格は県社。大和の東西南北に祀られた四水分神社のうち東に当たるのが当社とされます。宇陀地域には他に2つの水分神社があり、宇陀市榛原下井足(はいばらしもいだに)の宇太水分神社を「下社」、同市菟田野上芳野(うたのかみほうの)の惣社水分神社を「上社」、本項で解説する同市菟田野古市場の神社を「中社」とも称します。
古市場の由緒によると、創立は崇神天皇の時代で、2003年の社殿の塗り替えの時にわずかに残された色彩が発見されそれを元に復元されたそうです。
宇太水分神社は、天水分神、速秋津比古神、国水分神を祀り、水の神様として信仰されてきました。鎌倉時代後期の建立とされる本殿は、同形同大の社殿3棟が相接して並列する珍しい建築様式で、国の重要文化財に指定されています。
境内には、春日神社、宗像神社、金刀毘羅神社、恵比須神社、祓戸神社・稲荷神社など、多くの摂末社があります。また、境内には、樹齢数百年の杉の木が立ち並び、静かで落ち着いた雰囲気です。
宇太水分神社は、自然豊かな環境に囲まれた神社で、パワースポットとしても知られています。心身をリフレッシュしたい方や、歴史を感じたい方におすすめです。