吉野山の上千本エリアにある、世界遺産に登録されている神社です。 水の神様として信仰されており、子授けや安産のご利益があるとされています。
吉野山の上千本エリアにある吉野水分神社は、世界遺産に登録されている由緒ある神社です。 水の分配を司る天水分大神(あめのみくまりのおおかみ)を主祭神に、玉依姫命(たまよりひめのみこと)以下6柱の神を祀っています。 古くから子授け・安産・子どもの守護神として信仰されてきたことから、子守宮(こもりのみや)とも呼ばれています。 豊臣秀吉が子授け祈願をし、その子秀頼を授かったことから、現在の社殿はその申し子である秀頼が慶長9年(1604年)に再建したもので、桃山様式建築の三殿一棟の本殿・幣殿・拝殿・楼門・回廊は国の重要文化財に指定された美しい建築です。 また、境内には、神像が国宝に指定されている玉依姫命坐像(非公開)も祀られています。 豊かな自然に囲まれた静かな神社で、心身のリフレッシュに最適です。 桜の季節には、周辺の桜並木が咲き乱れ、さらに美しい景色を楽しむことができます。 ぜひ、吉野山を訪れた際には、吉野水分神社にも足を運んでみてください。