琵琶湖に浮かぶ竹生島にある、歴史と自然が織りなす癒やしの空間。弁才天を祀る寺院として、古来より信仰を集めてきました。
宝厳寺は、琵琶湖に浮かぶ竹生島にある、西国三十三観音霊場の第30番札所です。弁才天を祀る寺院として知られ、古来より信仰を集めてきました。本堂は弁才天堂と呼ばれ、美しい彫刻が施された唐門が、参拝者を迎えてくれます。境内には、国宝の唐門や石造五重塔、重要文化財の観音堂など、貴重な文化財が数多く存在します。 特に唐門は、その華麗な姿と精巧な彫刻で知られています。朱塗りの柱や梁には、龍や鳳凰などの瑞祥が彫刻されており、見事な造形美を誇っています。石造五重塔は、鎌倉時代に建立されたもので、竹生島のシンボルとなっています。 宝厳寺には、弁才天のほかに、薬師如来、不動明王、地蔵菩薩などの仏像も祀られています。これらの仏像は、それぞれに願いを叶えてくれると信じられており、多くの参拝者から信仰を集めています。また、境内には、美しい庭園も整備されています。緑豊かな自然と、伝統的な建築物が調和した景観は、訪れる人々に癒やしを与えてくれます。 宝厳寺は、歴史と自然が融合した、まさに聖域と言える場所です。弁才天の加護と、美しい景観に包まれた宝厳寺で、心身のリフレッシュをしてみてはいかがでしょうか。