阿蘇のシンボル的な存在であり、雄大な自然に囲まれた歴史ある神社。
阿蘇神社は、阿蘇地方の総鎮守として崇敬を集め、2000年以上の歴史を持つ神社です。創建は、神武天皇の時代とされ、阿蘇山信仰と深く結びついています。阿蘇神社には、阿蘇の開拓神である健磐龍命(たけいわたつのみこと)が祀られています。境内には、国の重要文化財に指定されている楼門、拝殿、本殿、神楽殿などがあり、いずれも伝統的な日本建築の美しさを誇っています。特に、楼門は九州最大規模で、「日本三大楼門」の一つに数えられています。熊本地震では、楼門や拝殿が倒壊するなど大きな被害を受けましたが、多くの人の努力によって、見事に復興を果たしました。阿蘇神社は、阿蘇の自然と文化、そして歴史が一体となった、まさに聖地と言える場所です。神聖な空気に包まれた境内を散策し、歴史を感じながらゆっくりと時間を過ごすことができます。また、楼門や拝殿などの建築物も素晴らしく、日本の伝統美に触れることができます。阿蘇神社を訪れる際には、ぜひその歴史と文化に思いを馳せてみてください。