約2.4kmにわたって約500本のメタセコイアが立ち並ぶ並木道。春の新緑、夏の緑葉、秋の紅葉、冬の雪景色と、一年を通して美しい景色を楽しめる。
メタセコイア並木道は、滋賀県高島市のマキノ高原へ向かう道沿いに、約2.4kmにわたって約500本のメタセコイアが立ち並ぶ並木道。昭和56年に学童農園「マキノ土に学ぶ里」整備事業の一環としてマキノ町果樹生産組合が植えたのが始まり。その後、組合関係者をはじめとする地域の人々の手により慈しまれ、育まれて、現在の雄大な姿となった。メタセコイアは、中国原産、スギ科メタセコイア属の落葉高木で、和名はアケボノスギ。最大樹高が115mにも及ぶといわれるセコイアにその姿が似ていることから、メタ(変形した)セコイアと名づけられている。春の新緑、夏の緑葉、秋の紅葉、冬の雪景色と、一年を通して美しい景色を楽しめる。特に紅葉シーズンは、黄金色に染まったメタセコイアが、青い空と白い雲を背景に、息を呑むような絶景を作り出す。メタセコイアの並木道は、四季折々の表情を見せるため、何度訪れても飽きることがない。また、並木道沿いを歩くこともできるため、自然を満喫できるのも魅力だ。周辺には、マキノピックランド、マキノ高原など、観光スポットも数多くあり、一日中楽しむことができる。