旧岩崎邸庭園
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三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎の長男である岩崎久弥が建てた邸宅と庭園。洋館は近代日本住宅を代表する西洋木造建築として国の重要文化財に指定されています。
おすすめポイント
- ジョサイア・コンドル設計の洋館
- 和館
- 庭園
- 撞球室
- 地下通路
概要
旧岩崎邸庭園は、明治時代に三菱財閥の岩崎家が所有していた邸宅と庭園です。創業者・岩崎弥太郎の長男である岩崎久弥が、迎賓館として建てた洋館は、近代日本住宅を代表する西洋木造建築として国の重要文化財に指定されています。設計は、鹿鳴館の建築家としても知られるイギリス人建築家ジョサイア・コンドルです。洋館は、ジャコビアン様式を基調とした華麗なデザインで、当時の華麗な暮らしを垣間見ることができます。また、洋館とつながる書院造りの和館も必見です。和館は、明治を代表する日本画家・橋本雅邦が下絵を描いたと伝えられる障壁画などが残されています。庭園は、洋館と和館を繋ぐように配置され、和洋折衷の空間となっています。広大な庭園は、当時の大名庭園の形式を一部踏襲したもので、池を埋め立てて広大な芝庭とし、庭石・灯篭・築山などを配した和洋併置式の庭園として改修されました。旧岩崎邸庭園は、歴史と文化を感じることができる貴重な場所です。当時の華麗な暮らしや、西洋と日本の文化が融合した空間を、ぜひ体感してみてください。