静寂と雄大な自然に包まれた癒やしの空間。水に濡れずに滝の裏側に入れる「裏見の滝」は、神秘的な体験ができる。
月待の滝は、茨城県久慈郡大子町にある落差17mの滝です。久慈川の支流である大生瀬川が作り出す、雄滝と雌滝の2つの滝から成り、水量が多い時には、中段の受皿から子滝が現れ、親子滝になります。 別名『裏見の滝』とも呼ばれ、全国的にも珍しく、水に濡れることなく滝の裏側に入ることができます。滝の裏側からは、雄滝と雌滝が織りなす水の流れを間近で見ることができ、神秘的な体験ができます。 また、古くから二十三夜尊の信仰の地として、二十三夜の月が出るの を待って安産などを祈願したという言い伝えが残っています。 静寂と雄大な自然に包まれた癒やしの空間で、マイナスイオンをたっぷり浴びて心身をリフレッシュしましょう。 周辺には、もみじ苑という蕎麦屋兼カフェがあり、滝を眺めながら食事を楽しむことができます。蕎麦は、地元産の蕎麦粉を使用しており、風味豊かで絶品。コーヒーも、こだわりの豆を使用しており、香り高く、まろやかな味わいです。 紅葉シーズンには、周囲の楓が美しく色づき、より一層幻想的な雰囲気になります。特に、夕暮れ時は、茜色の空と紅葉が織りなす絶景を楽しむことができます。 月待の滝は、自然と歴史、そして文化が融合した、魅力あふれる観光スポットです。ぜひ、訪れてみてください。