宝珠山立石寺(山寺)
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1015段の石段を登りきると、雄大な山々を一望できる絶景が広がる、まさに天空の古刹。
おすすめポイント
- 1015段の石段を登りきった先に広がる絶景
- 俳聖・松尾芭蕉が「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」を詠んだ地
- 雨風に削られた岩壁に仏の姿を見つけることができる「弥陀洞」
- 国の重要文化財に指定されている「根本中堂」
- 山寺を代表する景観の「開山堂・納経堂」
概要
山寺は、山形県山形市にある、天台宗の寺院であり、正式名称は「宝珠山立石寺」です。860年に慈覚大師円仁によって開かれたこの寺は、奇岩怪石に囲まれた山全体が修行と信仰の場となっており、古来より多くの僧侶や参拝者で賑わっていました。
山寺のシンボルともいえるのが、1015段の石段です。この石段は、登るごとに煩悩が消滅するとされ、修行の場としてだけでなく、多くの観光客が挑戦する人気のスポットとなっています。石段を登りきると、眼前に広がる雄大な山々を一望できる絶景は、まさに圧巻。山寺の壮大さと自然の美しさに圧倒されること間違いなしです。
山寺には、根本中堂や五大堂など、歴史的な建造物も数多く残っています。根本中堂は、国内最古のブナ材木造建築とされ、国の重要文化財に指定されています。また、五大堂は、能の舞台のようなお堂の奥から田園風景を見渡せる、山寺随一のビュースポットです。
山寺を訪れるなら、ぜひ松尾芭蕉が「おくのほそ道」で詠んだ「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」の句を味わってみてください。芭蕉が感銘を受けた、山寺ならではの静寂と自然の息吹を感じることができます。
山寺は、歴史と自然が融合した、まさに天空の古刹。四季折々の美しい風景を眺めながら、心身ともにリフレッシュできる場所です。ぜひ一度訪れてみてください。