360度のパノラマビューを楽しめる開陽台は、雄大な北海道の大地を体感できる絶景スポットです。
開陽台は、北海道の東部、標津郡中標津町にある展望台です。標高270メートルの丘の上に位置し、周囲に遮るものがないため、360度のパノラマビューを楽しむことができます。晴れた日には、遠くの地平線まで見渡すことができ、雄大な北海道の大地を体感できます。 開陽台は、かつては放牧地として利用されていましたが、1960年にスキー場、翌年には中標津中継局が設置されたことで、徐々に観光地として注目されるようになりました。 開陽台の名前は、1962年に当時の町長が命名したものです。「開陽」という地名は、1918年に同地に学校ができる際に、地名が無かったことから「陽に向け発展する。太陽のごとく拓け隆々発展する」との意で地元住民が相談し名づけられたそうです。 開陽台は、ライダーの聖地として知られており、多くのツーリングライダーが訪れます。特に、1982年に発表された佐々木譲のツーリング小説「振り返れば地平線」に登場したことで、ライダーの間で人気が高まりました。小説の中では、開陽台が「ライダーの聖地」として描かれており、多くのライダーが憧れの地として訪れるようになったそうです。 開陽台には、2階建ての展望台があり、入場は無料です。展望台からは、雄大な北海道の大地、遠くの地平線、そして晴れた日には野付半島や国後島まで見渡すことができます。 開陽台は、雄大な自然と、ライダーの聖地としての歴史を持つ、魅力的な観光スポットです。ぜひ一度訪れてみてください。